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【2023年】はじめてのフェス参戦ガイド|初心者向け基礎知識

■新型コロナの影響で開催が危ぶまれた音楽フェス・ライブも、2023年にはその多くが復活し、これからの盛り上がりも期待できます。

■本記事では、これから音楽フェスやライブ、コンサートなどに参加したい方に向けた基礎知識と当日の楽しみ方を紹介します。

【#フェスを知る】音楽フェスの特徴と分類

■ワンマンライブとは違い、多くのアーティストが出演するため、音楽の趣味が異なる友人や恋人、家族と一緒に参加しても楽しめます。もちろん自分が観たいアーティストのステージだけ参加することもできます。

■多くのフェスは土日・祝日に開催されます。開催期間が3日間以上のフェスは規模が大きく、参加アーティスト数も多いため、ライブ・フェス初心者でも参加しやすいです。

■フェスは新しい音楽と出会う場でもあります。目当てのアーティスト以外のステージも可能な限り参加してみると良いでしょう。

■出演アーティスト数が多いため、開催日程や開催時間は長くなる傾向があります。1日だけの参加も、全日程参加することも可能です。複数日程参加する場合は1日あたりのチケット料金は安く設定されることが多いです。

■フェスは一年を通して開催されますが、夏の時期(特に7月〜8月)は大規模な音楽フェスティバル(夏フェス)が開催されます。夏フェスは野外で開催されることも多く、天候の影響を受けやすいです(台風によって中止になることもある)。しかしながら快晴の中で行われる開放的な野外フェスがきっかけでフェスにハマる人も多く、「フェス=夏の野外フェス」というイメージが定着しています。

■飽和状態の夏フェスに対し、夏以外の季節では、気候や環境などの優位性で差別化を図るフェスが増えました。

フェスは誰と行く?

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■中の良い友人や家族と参加しても、ひとりで参加しても楽しめるのがライブや音楽フェス。イベント会場で新しい出会いや交流もあります。

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フェスの分類

■それぞれのフェスに厳密な定義はありませんが、その特徴や開催形式によって大まかに分類することができます。

出演アーティストの音楽ジャンルや傾向による分類

■例えばロックフェス」「ヒップホップフェス」「アイドルフェス」「アニソンフェス」「レゲエフェスなど、特定の音楽ジャンルに特化したフェスが存在します。

開催時期による分類

■季節によって春フェス」「夏フェス」「秋フェス」「冬フェスの4つに分類できます。

「ライブハックブログ」では、春フェスは3〜5月、夏フェスは6〜8月、秋フェスは9月〜11月、冬フェスは12月〜2月としています。

4月上旬「YON FES(ヨンフェス)
5月上旬「VIVA LA ROCK(ビバラロック)
5月上旬「ARABAKI ROCK FEST.(アラバキロックフェス)
5月上旬「JAPAN JAM(ジャパンジャム)
5月下旬「METROPOLITAN ROCK FESTIVAL(メトロック)
5〜6月 「森、道、市場」

7月上旬「京都大作戦」
7月下旬「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)
7月下旬「OSAKA GIGANTIC ROCK FES(ジャイガ)
7月下旬「OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL(男鹿フェス)
8月上旬「ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロックインジャパン、ロッキン)
8月中旬「RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジングサン)
8月中旬「SUMMER SONIC(サマソニ)
8月下旬「MONSTER baSH(モンバス)
8月下旬「SWEET LOVE SHOWER(ラブシャ)

9月中旬 「New Acoustic Camp(ニューアコ)
10〜11月「ボロフェスタ」

12月下旬「COUNTDOWN JAPAN(カウントダウンジャパン)
12月下旬「FM802 ROCK FESTIVAL RADIO CRAZY(レディクレ)
2月上旬 「でらロックフェスティバル」

開催する会場や開催形式による分類

野外フェス:屋外で開催される音楽フェスのこと。テントが設置されることもあります。

都市型フェス:都市に近い会場で開催される音楽フェスのこと。アクセスが良いです。

郊外型フェス:都市から離れた場所で開催される音楽フェスのこと。広い会場で開放感があります。

屋内フェス:屋根のある会場や施設で開催される音楽フェスのこと。天候の影響を受けづらい。

キャンプフェス:キャンプも楽しめる音楽フェスのこと。ライブ以外のアウトドアアクティビティも体験できます。

サーキットフェス:近隣の複数会場で開催され、開催中は会場を自由に巡回できるフェスのこと。

■開催する会場の環境によって適切な服装や持ち物などが異なります。

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フェスのコンセプトや目的による分類

アーティスト主催フェス:ひとつのバンドやアーティスト自身が主催・出演するフェスのこと。アーティスト主催フェスは、アーティストの好みやスタイルに合わせた音楽が中心となるため、良くも悪しくも他の音楽フェスに比べてジャンルが偏りやすいです。

レーベル主催フェス:レコード会社などが主催し、所属アーティストやレーベルからデビューしたアーティストなどが出演する音楽フェスのこと。歴史のあるレーベルの場合はベテランアーティストから新人アーティストまで幅広く出演するため、所属アーティストたちの音楽を一度に楽しめます。

地域密着フェス:地域の文化や特色を取り入れ、地元のアーティストや企業が主催し、地元の人々が楽しめることを目指した音楽フェスのこと。地域に根ざしたイベントとして開催され、地元の飲食店やお土産屋などがブースを出店し、地元の特産品やグルメなどが楽しめます。また伝統行事や文化イベントなどがフェスのプログラムに組み込まれることもあります。

無料フェス:入場料が無料である音楽フェスのこと。

チャリティフェス収益を慈善事業に寄付することを目的として開催される音楽フェスのこと。参加者にとっては、音楽を楽しみながら社会貢献ができたり、社会貢献に対して考えるきっかけが生まれたりします。

【#フェスを探す】フェスに参加するには?

フェスを探す

■フェスは全国で年中、開催されています。土曜日や日曜日、祝日に開催されることが多いです。

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ライブチケットを購入する

■気になるフェスが見つかったら、公式HPの「チケット販売ページ」から購入手続きを進めましょう。プレイガイドや公式アプリなどに誘導されます。

■プレイガイドはライブやフェス、コンサートのチケットを予約・購入できるところで、チケットの発券はコンビニなどで行えます。主要なプレイガイドはチケットぴあe+(イープラス)、ローソンチケットなど。

■チケット購入の申し込みをするタイミングによって「1次先行販売」「2次先行販売」「一般販売」「当日販売」などに分かれますが、必ずしも「1次先行=良い席が取れる(早い者勝ち)」とは限りません。1次先行よりも2次先行や一般販売で良い席が取れることもあります。メリットはあくまでも、早くからチャレンジすることによってチケット獲得のチャンスが増えることと、料金が少し安くなる場合があることです。

■「抽選」で購入できる場合と「先着」で購入できる場合があるため、各フェスのチケット詳細ページを確認しましょう。

■フェス・ライブの主催者は売上確保のため、チケットは早く売り切ってしまいたいはずなのに、基本的に「ファンクラブ先行」や「1次先行」「2次先行」「一般」など、複数回に分け、毎回仕切り直して抽選しています。一般販売に先駆けて、ファンクラブ会員に購入チャンスが多くあることは納得できると思いますが、1次先行や2次先行、3次先行などそれぞれで販売数が決まっており、さらに一般発売を行うという仕組みは不思議に思える(例えば、2次先行で落選を出してまで、3次先行を行う意味があるのか)かもしれません。一応、理由はあります。

■まず、チケット購入者側に対して、長く広く告知したいという狙いがあります。早い段階から販売を行うことで、開催の何ヶ月も前からイベントの告知ができます。さらにチケット抽選・販売期間を短く区切ることによって、開催まで定期的にニュースを発信できることも主催者側にとってのメリットです。一方、チケット購入者側にとっては「知らぬ間に行きたいフェス・ライブのチケット販売が終了していた」という状況を避けやすいというのがメリットです。

■また、販売期間ごとに抽選を仕切り直すのは、チケット販売システム上の都合もあります。チケットを先行予約で申し込み、当選したからと言っても、当選者が全員購入するとは限りません。一定数のキャンセルが発生するものです。そのキャンセルされたチケット分を次の抽選に回す必要があるのです。

■となると、わざわざ販売期間ごとに抽選を仕切り直さず、「1次先行で落選した人を対象に2次先行を行えば良いのではないか」と思うかもしれません。それについては、1次先行に参加できなかった人にも、2次先行でチケット購入のチャンスを設けることで、チケット販売の公平性を実現するという目的があります。ただし、実際的には他の事情も存在します。

■推奨はされておりませんが、現状の仕組みでは、ひとりのライブ参加希望者が複数枚のチケットを獲得することも可能です(申し込みアカウントを複数持っている場合など)。あるいは、チケット獲得の確率を上げるため、家族や友人に協力してもらうケースもあるでしょう。それゆえ「当選しても購入されることのない」チケットが生まれてしまう可能性が高まります。ライブ参加希望者が「当選者でもあり、落選者でもある状態」という不思議な状況が起きてしまうのです。そのような場合では、落選者に対して、何度再抽選を行ってもチケットが購入されることはありません(なぜなら既にチケットを購入する権利を有しているから)。

■加えて最近では、チケット転売対策に力を入れる主催側の動きも見られ、本当にフェスやライブに行きたい人にきちんとチケットが渡るような仕組みへと改善されつつあります

■また先行販売の場合は、出演アーティストや出演日程、タイムテーブルが未定の場合も多いため、全日程参加する場合を除き、不確定要素も含めた上で判断することになります。

■ライブ・フェスチケットの価格相場は、公演内容や開催地、会場の規模、出演アーティストの人気度などによって異なります。また、チケットの販売形式や席の種類によっても価格は変わります。一般的に、音楽フェスティバルのチケットは数千円から1万円程度が相場です。しかし、大物アーティストが出演したり、特別な席が用意されていたりする場合は、その分高価になります。

【#フェスに備える】そのほかの準備と注意事項

持ち物を準備する

■ライブ会場や周辺地域の気候気温を考慮して、着替えや必要な持ち物を用意しましょう。また、会場での飲食や荷物の預け入れのルールにも注意が必要です。

音楽フェスに持っていくバッグは何ですか?(複数選択可)

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旅行手続きの準備

■交通手段や宿泊先の予約、旅行保険の加入など、旅行に必要な手続きを完了させる必要があります。

■宿泊先を選ぶ際は、ライブ・フェス会場から近いかどうかは重要なポイントです。会場に近い宿泊先を選ぶことで、移動時間を節約できます。また、ライブ終了後に宿泊先までの移動が楽なため、安全性や利便性の面でもメリットがあります。ただし、会場付近の宿泊施設は料金が高くなる可能性があることも留意しておきましょう。宿泊先のタイプによっては、事前に予約しておくことで割引が受けられる場合もあるので、早めの予約がおすすめです。

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【国内・海外】旅行の持ち物チェックリスト
■旅行で必要なものをチェックリストとしてまとめました。「国内旅行」「海外旅行」「家族旅行」「夏の旅行」「冬の旅行」「帰省」など、あらゆるケースに対応しています。■着替えやマスクなど、旅行期間中に毎日あるいは複数使用する持ち物については、準備

出演アーティストの予習

■フェス参加前にアーティストの予習をすることで、ライブ当日はより楽しい音楽体験を得られるでしょう。例えばSpotifyApple Musicなどのストリーミングサービスで代表曲を聞いてみたり、YouTubeライブ配信サービスなどを活用してライブ映像を見ることで、ライブの雰囲気をイメージできたり、気持ちを高めることができます。

■アーティストの映像盤(ライブDVDやBlu-ray)もオススメです。

■フェスには、目当てのアーティスト以外にも多くのアーティストが出演します。未知のアーティストを発掘することもフェス参加の醍醐味のひとつと言えるでしょう。公式ウェブサイトSNSなどでアーティストの情報を事前に収集し、ライブ当日に備えます。

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天気予報をチェックする

■天気予報も忘れず確認しておきましょう。それによって持ち物が増えたり、減ったりします。

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■まず、フェスの主催者のウェブサイトやチケット購入時の注意事項(キャンセルポリシーなど)を確認しておきましょう。フェスに直前で行けなくなってしまったときの対応はいくつかあります。

フェスの主催者に問い合わせる:フェスの主催者に直接問い合わせて、チケットの払い戻しや振替について相談することができます。ただし、払い戻しや振替についてのポリシーはフェスによって異なります。

誰かに譲る:知人や友人にチケットを譲ることもできます。ただし、フェスによっては禁止されている場合や名義変更が必要な場合があります。

チケットを転売する:公式リセールサービスを活用して、希望者へ定価で譲ることができます。なお、不当につり上げた価格で売買する不正・悪質転売はほぼ不可能な時代になりつつあります。

チケット保険を利用する(加入している場合):チケット保険に加入している場合は、急な病気や事故などの理由で行けなくなってしまっても、チケット代金が補償される場合があります。ただし、保険の内容や条件は保険会社によって異なります。

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【#フェスを楽しむ】ライブ・フェス当日の過ごし方

会場でかかるお金はいくら?

「ライブハックブログ」上に設置しているアンケートでは、約半数の人がライブ当日に1万円以上使うと回答しました。本アンケートは、会場までの宿泊費や交通費、チケット代は除いた金額であるため、主にフード代」「グッズ代にあたります。定番のライブ・フェスグッズと料金は大体、以下の通りです。

会場で販売されている商品金額の目安
フード類(フェス飯・スイーツなど)500〜1,000円
ドリンク500円
ライブTシャツ3,000〜4,000円
パーカー5,000円
マフラータオル1,000〜2,000円
バスタオル2,000〜3,000円
シリコンバンド・ラバーバンド500円
リストバンド1,000円
エコバッグ300円
トートバッグ2,000円
帽子・キャップ4,000円
レインポンチョ4,000円
キーホルダー、缶バッジ、ステッカーなど500〜1,000円

■基本的に、お祭り価格(かなり割高)ですが、「ここでしか買えない」「今年しか買えない」限定商品も多く用意されているため、気に入った商品を見つけた場合は購入しておくと良いでしょう。物販の売上はフェスの大きな収入源でもあるため、フェスを応援することにも繋がります。

フェス飯を堪能しよう

■フェス飯は、音楽フェスや野外イベントなどで食べられる食事のことです。会場内の屋台やキッチンカーから提供されます。

■フェス飯の代表的なメニューは、たこ焼きや焼きそば、お好み焼き、かき氷、おにぎり、ホットドッグ、ハンバーガーなど手軽に食べられるものが多いです。忙しい参加者にとって、持ち運びしやすく箸やスプーンを使わないものは食べやすく、人気です。

■また最近ではフェス飯も進化しており、キッチンカーやフードトラックなどで提供される本格的な料理や地元の特産品を使ったオリジナルメニューなども登場しています。

■ただし、食中毒には十分注意してください。

ケガに注意しよう

■フェス参戦で気をつけたいケガや病気などで代表的なものは、熱中症、打撲・捻挫。他にも虫刺されや日焼け、ライブ難聴にも気をつけましょう。

ケガや症状おもな対策
熱中症こまめな水分補給や涼しい場所での休憩
手足の打撲や捻挫周辺に人や障害物がないかどうか注意する
虫刺され虫除けスプレー・虫刺され薬、長袖・長ズボン
日焼け日焼け止め、帽子・サングラス
ライブ難聴耳栓・イヤープロテクター
足の疲れやくつズレ履きやすいスニーカーやインソール

SNSで発信しよう

■フェス開催の成否判断において、今やひとつの指標になっているのがSNS上での盛り上がり。会場内にフォトスポットが設置されていたり、SNSと連動したキャンペーンを実施したりと活用されています。

■主催側も意外にチェックしているものなので、ポジティブな感想や気になった意見がある場合は、ハッシュタグをつけて積極的に発信すると良いでしょう。

マナーを守ってフェスを楽しもう

■多くの人が集まる音楽フェス。周りの人に迷惑をかけないことに留意して全力で楽しみましょう。