ライブ・フェス用語集

コラム

■ライブ・フェスにおいてよく聞く言葉や専門用語を解説する。

あ行

(あーしゃ)【アーティスト写真から】宣材写真やプロフィール写真など。

(あどりぶ)即興演奏のこと。

(ありーな)スタンド席に囲まれた競技場や劇場施設。さいたまスーパーアリーナなど。

(ありーな)アリーナとはスタンド席に囲まれた競技場や劇場施設のことだが、ライブ・コンサートにおいては、アリーナ席の意味で使用されることもある。アリーナ席は本来座席がない場所(競技エリアなど)に仮設で座席を設置する。ステージやアーティストとの距離が近く、より高いライブ感が得られるため、スタンド席よりも人気なことが多い。しかしスタンド席と異なり、アリーナ席は座席の前後で段差や傾斜がないことが一般的で、後部エリアで観覧する際は注意が必要。
スタンド席

(あんこーる)終演後に拍手や手拍子、掛け声で、再演奏を求めること。おかわり。いわゆるお約束であり文化。アーティストがステージからいなくなっても会場内の照明が明るくならない場合はアンコールタイムである。アンコール曲はライブで演奏した曲と異なる曲であることも多い。

(いんすと)【Instrumentalから】歌がない、楽器曲。インストゥルメンタル。インスト曲。

(えすいー)【Sound Effect(サウンドエフェクト)の略】ライブでは、アーティスト登場時に流れる曲のことをいう。演奏するアーティストの曲以外を採用する場合も多く、違った視点からアーティストの音楽性を知ることができる。

(えむしー)【Master of Ceremonies(マスターオブセレモニー)の略】曲の合間のトーク。ライブに参加する醍醐味のひとつ。

(えんせい)遠方からライブに参加すること。新幹線や飛行機、ホテルの手配など、旅行のための事前準備が多いが、ご当地の食事や観光地などライブ・フェス以外のイベントも楽しみたい。

(おーぷにんぐあくと)前座。タイムテーブルの一番最初に「O.A.」と表記されることもある。ステージを盛り上げる役目。

(おぺらぐらす)観劇で使用する双眼鏡のこと。バードウォッチングや天体観測で使用する双眼鏡と比べると倍率が低いものが多いが、コンパクトで携帯しやすく、比較的安価。

(おーらす)【all last(オールラスト)から】ライブやコンサートツアーの最終日のこと。千秋楽。特別扱いされることが多く、チケットの倍率が高かったり、全国ツアーの場合は東京開催だったりする。

(おーるすたんでぃんぐ)座席指定がなく、立って観覧すること。ステージ前は大抵の場合、おしくらまんじゅう状態。ブロック毎にエリアが区切られることもある。

か行

(かみて)客席からステージを見たときの右側(=ステージから客席を見たときの左側)。

(きゃぱ)キャパシティ(capacity)、収容人数のこと。キャパが大きい会場は比較的チケットは取りやすいが、位置によってはアーティストからの距離は遠くなるため、大型ビジョンの映像で観賞することになる。

(きゃんぷ-ふぇす)広大なキャンプ場などを会場とした音楽フェスティバル。ライブステージ以外にもワークショップやアウトドアアクティビティなど、キャンパーをターゲットとした催しが体験できる。

【参考】キャンプフェスの持ち物

(くらっぷ)手拍子。

(こーる-あんど-れすぽんす)アーティストの呼びかけ(コール)に対して観客が応える(レスポンス)こと。掛け合い。

さ行

(さーきっと-ふぇす)1つのフェス・イベントが近隣の複数会場で開催され、開催中は会場を自由に巡回できる。街中にあるライブハウスが会場になることが多く、周辺の飲食店なども巻き込んで1つのエリアとして開催されるため、野外フェスに対して「街フェス」と呼ばれることもある。

(さんせん)ライブに参加すること。戦のような意気込みを表現した独特の言い回し。

(しもて)客席からステージを見たときの左側(=ステージから客席を見たときの右側)。

(すたんど)アリーナ施設における備え付けられた座席のこと。ライブ・コンサートの場合は、アリーナ席(競技エリアに設置される仮設座席)に対して、スタンド席と呼ばれる。
↔︎アリーナ席

(せっとりすと)演奏曲順のリスト。セトリ。

【参考】セトリツイート保管庫

(せとりおち)セットリストに入らないこと。または入らなかった曲のこと。自分が期待・予想していた曲がライブで聴けなかった際に、がっかりしたニュアンスとともに用いられる。

(ぜんざ)タイムテーブルの一番最初に「O.A.」と表記されることもある。ステージを盛り上げる役目。オープニングアクト。

(ぜんつう)ツアーなどの全公演に参加すること。

(そっかん)即日完売。チケットが販売初日や直後に売り切れること。前売りチケットが売り切れていても、当日券が用意されることもある。

た行

(たいばん)ライブにおいて、複数のバンドが出演する(共演)ことを指す。基本的には、オープニングアクトは含めない。複数のアーティストが出演することにより集客面で有利にはたらく一方で、ファンではない層の参加者が増えるため、ステージを盛り上げられるかどうかはアーティストの力量次第。集客力がある有名アーティストの場合は対バンではなく、ワンマンライブの形式が多い。

(つあー)コンサートツアーあるいはライブツアーの略。各地のライブ会場を巡り公演すること。

(とうじつけん)公演当日、会場で販売するチケットのこと。基本的には前売り券よりも高額で販売される。先行販売で売れ残ったチケットやライブ参加者のキャンセルにより座席に余裕が生まれた際に販売される。見切れ席当日券の場合もある。
見切れ席

(どーむ)ドーム球場。収容人数が多いため、大規模なライブ・コンサートが行われる。なお、ドームで開催されるコンサートは施設使用料が高いことなどの理由から、チケットが高額化する傾向にあり、知名度や集客力が高いアーティストが公演する。

*日本のドーム球場:東京ドーム福岡ドーム大阪ドームナゴヤドーム(愛知県)、札幌ドーム(北海道)、西武ドーム(埼玉県)

(とり)最後に演奏するアーティスト。

な行

(なつ-ふぇす)夏場に開催される音楽フェスのこと。夏のライブは熱中症対策が必須。

【参考】ライブの持ち物(夏)

は行

(はうりんぐ)音響機材使用時に起こる現象。スピーカーから出た音をマイクが拾い、それをスピーカーが再生するのを繰り返すことで発生する。

(はしる)【走る から】リズムがどんどん早くなること。
↔︎モタる

(はこ)ライブハウスのこと。小さいライブハウスのことを指す傾向がある。

(ばんてぃー)バンドTシャツ。

(ふぇす-めし)会場に滞在する時間が長いフェスでは、飲食エリアも充実している。キッチンカーやブースで人気店が出店することも多く、フェスの楽しみのうちの1つ。

(ふゆ-ふぇす)冬場に開催される音楽フェスのこと。冬のライブは防寒着等で荷物が多くなりがち。

【参考】ライブの持ち物(冬)

(ぷれいがいど)ライブやフェス、コンサートのチケットを予約・購入できるところ。チケットの発券はコンビニ等で行える。主要なプレイガイドはチケットぴあe+(イープラス)、ローソンチケットなど。

(ぶっぱん)物の販売。アーティストやライブグッズの販売を指す。

(ぶどうかん)日本武道館。キャパ(座席数)は14471席。「ビートルズ」が日本で初めてライブを行った場所。昔からアーティストにとっての目標だったり、ステータスだったりする。

(へっどらいなー)複数のアーティストが出演するコンサートやフェスで、主役を務めるアーティストのこと。

(へどばん)ヘッドバンギングの略。リズムに合わせて頭を激しく振ること。逆ダイブやモッシュなどと並び、危険行為として禁止するライブもある。

ま行

(まえのり)遠方のライブに参加する際、前日に現地入りすること。前泊。

(みきれ-せき)機材設置や会場設備、ステージの都合で演出の一部が見えない、もしくは見えづらい座席のこと。

(もたる)【モタモタする から】リズムが遅れること。
↔︎ハシる

(もっしゅ)ライブ中、参加者同士がぶつかり合うノリ方。ライブにおける、危険な盛り上がり方。禁止するフェスも多い。

ら行

(れす)【主にアイドルライブで】アイドルから目線等の反応(レスポンス)があること。

わ行

(わんどりんく-せい)ライブハウスで、チケットとは別にドリンク1杯を購入するシステム。チケットに「ドリンク代別」等の記載があり、ワンコイン500円がほとんど。入場時に購入し、ドリンクを飲みたくない場合であっても購入は必須。ライブハウスが「ライブ演奏のある飲食店」という体裁を保つためのルール。

ライブが始まると蓋のないドリンクは邪魔になるため、さっさと飲み終えるに限る。

(わんまん-らいぶ)1組のアーティストが行う単独ライブのこと。

英数字

(よんだい-ふぇす)大型野外フェスである「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル)」、「SUMMER SONIC(サマーソニック)」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL(ロックインジャパンフェスティバル)」「RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジングサンロックフェスティバル)」のこと。

フジロックは新潟、サマソニは東京(千葉)・大阪、ロッキンは茨城、ライジングサンは北海道で開催される。

ロッキンは2022年から千葉(千葉市蘇我スポーツ公園)で開催予定。