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「ザ・ファースト・テイク」の何がスゴいのか

THE FIRST TAKEとは?
THE FIRST TAKE(ザ・ファースト・テイク)は、2019年11月からスタートしたYou Tubeの人気チャンネルである。チャンネル登録者数は315万人で、視聴回数は6億8千万回(2021年1月7日時点)。「一発撮りのパフォーマンス」がコンセプトで、真っ白なステージにはアーティストと音楽機材。素材の味で勝負という、強いこだわりと自信に溢れるコンテンツである。

人気コンテンツたる所以
私たちは普段、美しく、妥協のない完成された音楽と映像を楽しんでいる。そのような中で、よりリアルで発展的なパフォーマンスを求めるなら、ライブやフェスへ赴く。ところが2020年は新型コロナウイルスの影響で大型フェスや音楽イベントの開催中止が相次いだ。気を揉む音楽ファンたちのストレスの捌け口として、もしくはぽっかり空いた穴を埋めるように「ザ・ファースト・テイク」はそのポジションを確立したようだ。

「白いスタジオに置かれた、一本のマイク」
激しいカメラワークや演出的なエフェクトがほとんどない動画ということは、すなわち、誤魔化しがきかないということだ。その極端に高い透明度のせいで、アーティストの技術力が、実力が、粗が、浮き彫りになる。
さらに、パフォーマンス前後の本来であれば蛇足と見做す部分からもアーティストの素やメンバー同士の関係性などを垣間見ることができる。CDやミュージックビデオからは察知しづらいものだが、それゆえ希少部位である馳走が「ザ・ファースト・テイク」では振る舞われているのだ。

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■コロナ禍で「水物」型エンタメが漂流先を探している。