天候の影響を受けやすい野外フェスのリスク
■野外で行われる音楽フェスやライブ、コンサートは、天候の影響を受けやすいです。以下のようなリスクがあることはあらかじめ押さえておきましょう。
- 服が濡れる、泥で汚れる
- 電子機器の故障
- 地面が滑りやすく、転倒やケガをするリスク
- 濡れた衣類や気温による体調への影響
- 風でステージや物販ブースの看板や備品が飛ばされる
- 落雷の危険性
■一方、屋内フェスはそれらの影響は少ないですが、スペースが限られるため参加者数が制限されたり、施設内火災のリスクがあったり、施設の設備によっては施設外部への騒音(振動や反響による)の影響が大きかったりするため、野外と屋内、どちらに適しているかはフェスの性質や目的、参加者のニーズなどを勘案した上で決定されています。
悪天候に備えるための、7つのチェックポイント
❶ 雨対策グッズの準備
■レインコートやパーカー、ポンチョ、折りたたみ傘、タオルなど、雨の日に役立つグッズを事前に準備しましょう。
■フェスでは、長い傘の持ち込みが禁止されることが多いです。
❷ 防水対策
■スマートフォンや貴重品は、雨から守るために防水ケースやビニール袋などで保護しましょう。
❸ くつ選びの注意
■雨の日は地面が濡れて滑りやすくなります。安定性のある靴や、滑りにくいソール(アウトソール、底ゴム)が付いた靴を選ぶようにしましょう。
❹ 食べ物や飲み物の準備
■雨の日は体が冷えやすくなるため、体を温める食べ物や飲み物を持参する、もしくは会場内で購入すると良いでしょう。
❺ 衣類が濡れたときの対処
■濡れた服は身体を冷やす原因になります。濡れた服は早めに着替えましょう。
■着替え用の予備の服と濡れた衣類をしまう袋(ビニール袋、防水袋)を持っていくことをおすすめします。
❻ セットリストやステージの確認
■雨の日は、出演アーティストやステージの予定が変更になる場合があります。公式HPや公式SNSなどで最新情報を確認し、スケジュールに余裕をもって臨むようにしましょう。
❼ ステージや座席付近の状況確認
■雨天時はステージ周辺が滑りやすくなるため、注意が必要です。足元に気をつけ、周りの状況を確認して安全に楽しむようにしましょう。
音楽フェスが雨で中止・延期になる場合
■音楽フェスティバルが雨天で中止・延期になる場合、主催者側からの連絡や公式HP、SNSなどで情報が発信されます。中止や延期の場合は、チケット代金の払い戻しや振替案の告知など、主催者側からの詳細な案内があります。また、チケット代金の払い戻しについては、主催者によって異なる場合があるため、公式HPや問い合わせ先で確認することが重要です。
■また、フェスティバルが中止・延期になった場合でも、旅費や宿泊費など、その他の費用については自己責任となることが多いため、あらかじめキャンセル料や返金ポリシーについても確認しておくことが望ましいでしょう。
■現地に到着する前に天気予報を確認し、雨天時の準備をしっかりとしておくことが大切です。